婚姻届を提出した翌出勤日は、会社で改姓の手続き。改正に伴って変更になるのは、
・会社のメールアドレス
・社内システムのアカウント
・緊急連絡先(家族)
・給与振込の銀行口座
・社会保険証
などなど。
記入用紙数枚に記入し、新しい現住所の住民票を提出。あとは、銀行口座の名義変更後に、通帳の表紙のコピーを提出することになりました。
ちなみに、保険証は新しいものが届くまで、現在のものを使用できるそうです。マイナンバーの変更を済ませてあるので、そちらの情報を基に、確認が取れるのだそうです。お恥ずかしながら、初めて知ることばっかりだなー。
提出後、システムで名前が変更される前に、先に、社内の方に改姓のご報告。社外の方には、システムやメールアドレスの変更後に、新しいメールアドレスでご挨拶。
色んな方に「おめでとうございます」と言っていただき、段々と、苗字が変わった実感が湧いてきました。
正直、自分たちだけではあまり実感がなかったのですが、周囲の方のリアクションで、始めて自覚が出るものなのかなと感じました。周りの方に認識していただいて、初めて夫婦、というのは、何だか背筋が伸びる気持ちです。
なお、会社によっては「旧姓で通す」という選択肢もあるかと思いますが、私の会社は基本的には改姓後は新しい苗字を使用することになっていました。
日本の企業で旧姓の使用が認められているのは全体の約8割。また、旧姓の使用が認められている会社で、旧姓の使用を継続している方は全体の約2割だそうです。
法律では、旧姓を名乗ることも、新しい苗字である戸籍姓を名乗ることも、どちらも、会社で義務付けることはできない様子ですが、「国外での活動を伴う」「取得した資格が戸籍姓の使用を求めている」などの理由から、戸籍姓の使用が必然となる場合もある様子。
以前、学校の講師だった時は、「学生が慣れ親しんでいる旧姓のままで勤務したい」という先生も多かったな。芸能の学校だったので、他にも、「芸名は旧姓のまま」というケースや、そもそも、「普段は芸名で通しているので改姓の影響はない」というケースも。
私もいざとなると、旧姓への名残り惜しさを感じ、「朗読とか出演は旧姓のままで良いな!」「制作関係も大丈夫だな!」と、内容によっては使い分ける方向に落ち着いたのでした。
.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:.